アイデアはどこから生まれるのか。

アートディレクターやデザイナーと呼ばれる私たちは、毎日のように新しいアイデアを考えてゆかなくてはいけない。たとえば、新たな広告展開。ポスターの斬新なビジュアル。企業の顔になるようなビジュアル誌の表紙など、新しいアイデアを求められることは多い。そんなアイデアはどこから生まれるのだろうか。

閃き、なんていうものは何もないところからは、生まれてはこないものだ。木からリンゴの実が落ちるのを見て、万有引力を発見したニュートンのエピソードは有名だけど、それは単純な思いつきからではなく、リンゴが引き金になって、つねに引力のことを考えていたニュートンに新しい考え方がもたらされたということ。リンゴが落ちるという一見関係のないような出来事が、思案中のニュートンに閃きをもたらしたわけだ。

ひとつのことを角度を変えて考えてみると、また違った意味合いを帯びてくる。そして新しい要素の組み合わせができる。いまあるモノの意外な組み合わせが、新しいアイデアの素になる。あとは現実にすりあわせて素を育ててゆけばいい。一番大切なのは多角的なモノの考え方なのだ。



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